UNITED
池谷 保 | 関口 正浩 | 西 太志 | 風能 奈々 | 松田 啓佑
2023年1月20日(金)- 2月19日(日)
会期中 金・土・日 12:00-18:00
アポイントメント承ります
御協力 : 小山登美夫ギャラリー
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eN artsの2023年は 池谷保・関口正浩・西太志・風能奈々・松田啓佑によるグループ展覧会「UNITED」で幕明けです。「団結した、協力した、まとまった、一致した、結束した」という意味をもつ “united” をタイトルとして展覧会を開催するのは本展が三度目。ひとつの目的のもと作家たちが結束し協力しあい、皆の作品群が共鳴し、互いを高めあう展覧会・・・それが eN artsの 「UNITED」です。
今回の「UNITED」はかねてより「いつか一緒に発表したい」と願っていた5名の作家達がその想いを胸に集結する アーティスト主導の表現の場 として開催いたします。(出展作家の経歴や過去の展覧会情報はeN arts ホームページ (www.en-arts.com) に掲載しております各作家のCVをご参照下さい。)
皆様の御来廊を心よりお待ち申し上げております。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
ロウ 直美 | eN arts
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池谷 保 | Tamotsu Ikeya
絵を描く行為が始めと終わりをつなぐ線上の時間から離れるために、立体的な時間の中に点を打つような感覚で描けたらと思っています。
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西 太志 | Taishi Nishi
虚構と現実の境界や匿名性をテーマに、木炭によるドローイングから発展した絵画と、黒い陶土による陶作品や衣類に泥を塗り込み、焼成した立体作品を制作している。近作では匿名性を象徴する覆面とその下に隠れた素顔が同化していくシリーズにも取り組んでいる。
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風能 奈々 | Nana Funo
世界が美しいということを気づかせてくれるような絵を描きたいと思うようになりました。
今までは自分の底にあるものを自分の奥の奥にと潜っていって、やっと手にして戻ってきて、なんだこれはと眺めるという作業を続けてきましたが、
最近は庭に出たりスープを煮込んだり、息子と過ごしたりする中で、
探さなくてもただそこにあるものが、悲しくて嬉しくて、
暮らしていくことと絵を描くことがいつの間にか緩やかにつながってきたような気がします。
生きていくことは大変だし素晴らしいし、死ぬことも楽しみだし、
息子がちょっと前までいたところ、父や友人がいまいるところ。
芸術も暮らしも隅々までよく味わえたらなと思う日々です。
今回の作品はここ数年取り組んでいる熱ペンで分厚く層状に塗った絵の具を溶かしながら引っ掻いてゆくことで絵が掘り出され、また塗りつぶされていくことで隠されていくことの繰り返しを経て出来上がります。
地層のように積み重なっていく絵の具はそれぞれの異なる層が隠されながらも透ける図像や盛り上がるマチエールによって関係しあっています。
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松田 啓佑 | Keisuke Matsuda
最近陶芸で立体作品を作るようになって、これまで私が意識していた、絵を描く行為の痕跡(筆致など)を表現と一致させることは、立体でもできることに気がつきました。
今回の展示では画面と向き合い絵の世界を作り上げることを意識して制作しています。
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関口 正浩 | Masahiro Sekiguchi
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-出展作品-
-展示風景-