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N∩1 「 え し 意か 識 う 品」

田中真吾個展

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N∩1 「 え し 意か 識 う 品」
田中 真吾 個展2015年7月3日(金) – 7月31日(金)
会期中 金・土・日 12:00 – 18:00 開廊
オープニングレセプション : 7月4日(土) 18:00 – 20:00
アポイントメント 承ります

田中真吾は1983年生まれ。炎・煤・灰を駆使し、写真・彫刻・絵画等の様々なメディアで「火」 を表現する作家です。eN artsでは、2009年より毎年発表を続けており、本展が7回目の個展と なります。今回 出展作品のメインとなるのは、田中のアイコン的作品シリーズ「re:trans」の新 作群です。「re:trans」は、廃材を用いて「構築+燃焼+解体」を幾度も繰返しながら制作されま す。異なる素材、燃焼方法、燃焼回数によって制作された作品に内包された「炎」の様々な表情 を想像しながら、火の魅力や恐怖、我々人間と火との関係性を感じ取っていただければ幸いです。

ロウ 直美 | eN arts

様々な素材を組み立てては燃やし、また組み立てていく。制作を始める時には、明確な完成形は 思い描かない。制作の方法や手順を意識することも極力控えてる。ただただ、組み立てと解体を 繰り返す。1つのものが2つになり、3つのものが1つになる。新しく生まれた断片はすぐに古く なり、反対にずっと前に作られて放置されていた断片が他の断片と出会うことで新鮮さを取り戻 していく。そんな作業の繰り返しの中で、不意に驚くような造形に出会うことがある。今まで想 像もしていなかった形や色が生まれ、自己主張を始める。きっと、私の意識的な作業だけでは生 まれえないだろう。火が介入することで物質の変性は一層加速され、ますます私の手から離れて いくようだ。私は必死になって繋ぎとめようとする。そんな戯れにも似たやり取りの中から、少しずつ作品が立ち上がってくる。

田中 真吾

PRESS RELEASE
CV

-出展作品-

-展示風景-