Darkroom / Ghost
金 光男 個展
2014年8月8日(金) – 8月31日(日)
会期中 金・土・日 12:00 – 18:00 開廊
オープニングレセプション : 8月9日(土) 18:00 – 20:00
アポイントメント 承ります
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金光男は普段目にする日常の風景や何気ないものを撮影し、シルクスクリーンへと転化させる。その画像をパネルや紙の表面にパラフィン(蝋)を施した支持体に印刷し、その画面の一部分に熱を加える。無造作に加えられた熱により溶け落ちるパラフィンと共にシルクスクリーンのインクも流れ出し、普遍的な風景が一変して歪んだ景色へと変貌する。独特の技法で制作する金光男の今回の個展では「光と影」に焦点をあてた新作を発表致します。スキャン読み取り中の光に外部から光をあてることにより浮かび上がる不思議な像を作り出すという新たな試みも…前展よりもさらに洗練された新作を是非ご高覧下さいませ。
桑原 暢子 | eN arts
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-Darkroom / Ghost
光によって影が生じる。
光を浴びたものの輪郭に沿って影の形が決まり、影を落とすことによって光を浴びたものは存在している事を証明する。
光によって世界が表れ、その光が強ければ世界は姿を消すこともある。
1.
薄いスキャナーの蓋を開け、暗く閉じた箱に光を入れこむと思いもよらない像が現れた。
スキャン中の光に、光をあて、スキャナーを混乱させる。
光と光との間に広がる世界を可視化する試み。
2.
絵画の根源ともされる<影>がとても気になり、色々と考えている。
これまでにも、様々な作家達が題材に扱ってきた<影>を題材に作品を制作し展示する。
金 光男
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-出展作品-
-展示風景-