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SENSE OF TOUCH

伊庭靖子個展

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200811伊庭靖子DMスキャン表

SENSE OF TOUCH
伊庭 靖子 個展

2008年11月1日(土) – 11月30日(日)
会期中 金・土・日 12:00 – 18:00 開廊
オープニングレセプション – 11月1日(土) 18:00 – 20:00
アポイントメント 承ります

「五感に訴えかける」伊庭靖子の作品をご覧いただければ、その言葉の真意を、眼で、心で、感じとっていただけます。
彼女の卓越した技法と優れた感性による表現は、単なる「モノ」の綿密な描写にとどまりません。丁寧に塗り重ねられたペイントの層と層の間、あるいは、そのペイントの表面から離れた空間にさえも、「モノ」が内包する、光・陰・空気・匂い・質・触感、さらには温度や音までをも浮き上がらせ、鑑賞者を包み込みます。

伊庭靖子個展「 SENSE OF TOUCH」では、eN arts collectionからも彼女の旧作品の一部をご紹介致します。
また、今回eN asrtにて展示予定の油彩八点+パステル二点のうち数点が、2009年2月14日より神奈川県立近代美術館(鎌倉館)にて開催されます、伊庭靖子個展「まばゆさの在処」に、出展予定となっております。

この機会に是非ご高覧下さい。

ロウ 直美 | eN arts

身の回りの気になる質感を確認するための試みとして、質の在処と光=反射光を描いています。私が描いているモチーフの陶器は、釉薬とその下層が重なり合うことで透明感のある質を内包し、質の在処は表面より内に存在しているように感じます。また柔らかい布の表面は、起毛する繊維が表面上で空気を混ざり合うことで柔らかい質が浮遊します。質の表面より外に存在しているように感じます。これらの質の在処を浮かび上がらせる為に、柄の入ったモチーフを選び光と共に描く事で、視覚によって触覚的な感覚を得る事が出来るのではないかと考えています。

伊庭 靖子

PRESS RELEASE
CV

-出展作品-

-展示風景-